新着レビュー

ブクログで話題になっているレビューです。長文のレビュー、熱い感想を読んで好みの本に出会いましょう!

新着レビュー一覧

廃村大全

廃村大全

浅原昭生 2026年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

かつて人の行き来があった建物、集落、学校の姿を追う。廃墟と化し、物もそのまま残る写真の数々からはノスタルジーが感じられる。人口減少が進む日本で再活用の手段はあまり見当たらない。しかしただの残存物として残すのも忍びない。巻末資料も充実した1冊だ。

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それでも世界は回っている 3

それでも世界は回っている 3

吉田篤弘 2024年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

6番目のブルーの謎が解き明かされる第三部。引き続きあっという間に読みました。
時間の流れの意味、悲しみがもたらすもの、いろいろなことが、わぁっとまとめられていて、消化するのは難しかったけれど、なんかこのままでいいんだろうなと感じています。

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「いい人」の本性 (Hanada新書 002)

「いい人」の本性 (Hanada新書 002)

飯山陽 2024年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

アラビア学者が書いた政治系のコラム。

著者の人となりがよくわかった。

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BLUE GIANT EXPLORER (4) (ビッグ コミックス)

BLUE GIANT EXPLORER (4) (ビッグ コミックス)

石塚真一 マンガ 2021年10月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

ジェイソンとダイの互いに認め合ってるがそれをそこまで表に出さずにふざけ合う関係性が素敵
ロスでのライブーシーンで不安そうな客の顔のコマからだんだん変化していくコマ割りが斬新で面白い。
ジャズ好きのおじさんを車で家まで送るシーンで「きっと本人が負けたと思わなかったら勝つんだね。」という言葉が何事にも通じるし前向きで刺さった。

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マルドロールの歌 (集英社文庫(海外))

マルドロールの歌 (集英社文庫(海外))

前川嘉男 1991年4月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

 本の処分日を目の前にして、大学時代に買ったきり読まないでいた「マルドロールの歌」(ロートレアモン伯爵著、前川嘉男訳、集英社文庫)を読み始めた。
 なんだこれは。やたらと「!」が多い。こんな文章は見たことがある。どこでだっけ…そうだ、自分の大学時代の日記だ!
 冒頭からいくつかの詩のようなものを読んだだけで自分の日記がフラッシュバックしてきて、痛すぎて読み進めることができなくなった。ちょうど今、昔の日記群をスキャナで電子化している所だったから、毎回「なんでこんなに感嘆符が多いんだろう」とか、「なんでこんなに中身のないことを数ページも書き連ねていられるんだろう」と思っていただけに、同じ痛みを本作には感じた。ダメだ、とても読み切ることができない。
 残虐なことを書いて自分は真理を知っているかのように振舞ったり、そのことで読んだ人間が不快に眉を顰めるのをドヤ顔で見つめているかのような作者の表情が浮かんできて、とても不快だ。こういうの、何て言うんだろう。
 巻末に翻訳者がうまく私の感覚を言い表してくれた。「これは、パンクロックだ!」
 解説もまた感嘆符が多い。本作に引っ張られてそうなってしまうんだろう。
 大学時代、ランボーとか耽美系にはまり、そこからシュルレアリズムに手を伸ばそうとした自分の嗜好がここに表れている。まさに「知を衒う」ディレッタンティズムの臭みが立ち上っている。
 この本は未読了のまま処分することに悔いがない。同じように自分の大学時代の「臭み」も成仏させられると良いのだけれども。それはまたそれで、「若さ」でありエネルギーだったのかもしれないけど、垣間見える「こんなことを書いてる私ってすごいでしょ」的なドヤ顔が見えてきて、確かにそれも自分だっただけに、キツい。

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廃墟庭園の詳細を見る

廃墟庭園

同人誌、アンソロジー。廃墟テーマ。

①幸せナ廃墟で 篠谷巧

受け持つクラス。教師。

音楽の授業。

廃墟に住みたい。と彼に言ってみる。彼は興味なし。

お好み焼き砦が気になる。

家具を持ち込み、「お好み焼き砦」で1泊する計画。
同じ廃墟を訪れた杉橋さんと。

生徒たちが消えた。
スマホに、仮想ホームARアプリ。
その中に生徒。

目覚めるとお好み焼き砦。
夢だった。

杉橋さんがいない。メッセージ。
逃げて。

彼とは自然消滅。

杉橋さんの逃げては、周りの人に家具とかを入れ込んだのが目撃されてたからだった。
もうフェンスが張られ、はいれなくなってた。


→結局、何が言いたかったのか??よくわからなかった。。



②あやしきやしきあやかしばなし 十利ハレ

蝶累探偵事務所に麻界香波は尋ねる。

蝶累彪虎。妖に関する事件を解決する。

香波「とある廃墟に行ってから様子がおかしくなった幼馴染を助けてほしい」

幼馴染、新蜂両正。
廃墟に行く頻度が多くなって、ついに、帰ってこなくなった。


彪虎「寂しがりやの妖がいて、ソレに魅入られると家族として死ぬ迄屋敷で過ごすことになる」

離屋璃世。廃墟の少女。

香波、彪虎から妖が見える眼鏡をもらう。

新橋両正、妖。人を食べ過ぎて、自分が何者かもわからなくなった。

璃世から手鏡を見せられる。知らない顔。

両正くん、と呼ばれ、自分が新橋両正であること、その顔を思い出した。

璃世、調査員。

香波、両正に告白。両正も好きだと言う。

しかし、彼は両正ではない。
眼鏡をかけると、両正の顔は歪む。

璃世が両正を祓う。両正、消える。

→妖だと思ってたのが逆だったミステリ要素あったのでよかった。3編の中ではこれが一番よかったかな。


③廃墟の首吊り死体はベッドの下 野中春樹

天井からロープ。
ベッドの下に死体。


逢わせ屋。死んだペットに会わせてくれる。

黒木に頼まれ、黒猫探し。
廃墟。

天井からロープ。

白骨死体発見。
自殺者?ベッドの下で?
女性の格好。

私、逢わせ屋だった。→なんと。

女を幽体化。遺体の中にある魂みたいなものを幽霊みたいに外に出す。

遺体の首に損傷。

女、サヤ。沙耶。

千尋からカレー。
家に誰かいる?

沙耶にも食べさせると、隠し味にココアで美味しい。
蓮は、どこまで知っているの?

千尋、蓮のあとをつけ、廃墟に。

美沙耶、正確な名前。

千尋が殺した。

美沙耶、今度こそ一緒に死んで。

2人で首吊るはずが、千尋が裏切った。

千尋「本当は死ぬはずだった。最後に怖くなって、ハッとしたときには隣で美沙耶が縄にぶらさがってて」

家に制汗スプレーで誰かいたと思わせた。

母親がくる。ずっと娘を探していた。

黒木の言ってた猫みつける。縁結びの猫。この猫が美沙耶と母親を会わせた?

→3編の中では、かれが2番目によかったかな。ミステリ的にもう一歩ほしかった。制汗スプレーのくだりは、ピンと来なかった。

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ファイア・ドーム (上)

ファイア・ドーム (上)

辻村深月 2026年6月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

こんなに物語に没頭して読破のは久しぶりだった。
痛ましい事件に対して、勝手に広まっていく噂の恐ろしさ。
悪意の有無に関わらず、知らず知らずのうちに「自分も加担し、誰かを傷つける可能性」を突きつけられた。
洸汰朗君の無事をただただ願う。

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深夜特急1 香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急1 香港・マカオ (新潮文庫)

沢木耕太郎 2020年6月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

 昔手を付けて途中で終わっていた本作。ちょうど半分位の所まで読んでいたらしくて、当時の印象は「なんか汚くて嫌だな」という皮膚感覚だった。そこで手を止めてもう数十年、放置していた気がする。
 開いた所はマカオのカジノのシーンだった。何度も負け続けていくのに、著者が興奮して面白さに引けなくなっていることが伝わってくる。見ているこちらはハラハラして、それがギャンブルなんだよ、そんなのにハマったら大変なことになるよ、と思いながらページをめくる。
 次の目的地に行く費用にまで手をつけそうになって、さすがにその場を離れる著者。その姿に安心するのものの、著者はそんな安全圏に逃げ出そうとする自分に気付いて恥ずかしくなる。何を怖がっているんだ。仮に負けて香港に行けなくなったからそれがどうだと言うんだ。大口叩いて出てきた分、恥ずかしいかもしれないが、それだけの話だ。日本に帰る旅費も無くなるかもしれない? それが一体何だ。
 人が良く言う「ギャンブルは怖い」「しない方がいいよ」という言葉なんて著者だって全部分かっている。それでもこの興奮を、その面白さの本質を味わいきらないで帰れるか。経験しないで逃げ出すことこそが自分にとっての「失敗」だ。
 そして著者はホールに戻る。多くの負けを経て、若いディーラーの出目と音の関係に気付いた所で著者は勝ち始める。ポケットが札で膨れ上がり、当初の負けを随分減らした所で著者は切り上げる。
 そのまま香港行きの船に乗って香港に戻ると、部屋では若い男女が睦みあっていた。どうやら不在の間に彼らにまた貸しされていたらしい。ベッドのシーツは精液のようなもので汚れていた。けれどとにかく疲れていたので、シーツの上にバスタオルを敷いて、そのまま眠りに落ちた。
 このあたりの生々しさが、彼の無駄のない文章から皮膚感覚を持って伝わってくる。若い時はその生々しさ故に気持ちが悪くてハマらなかったけれど、今になってみると彼の文章は本当に読みやすい。飾りのない、自分が本当に体験したことを書いている文章。だからその分、読んでいるこちらは自分が匂いのするほんのり濡れたシーツに横たわることまで感じてしまうのだ。
 これは言葉だけの「ディレッタント臭」に比べるとどちらがいいのか。今となっては沢木氏の文章の方がありがたい。生々しく匂いたつような、「命」を感じる。

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図解入門最新よくわかる半導体プロセスの基本と仕組み[第4版]

図解入門最新よくわかる半導体プロセスの基本と仕組み[第4版]

佐藤淳一 2020年8月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

半導体プロセスの全体を概観できる。ほとんど知らないプロセス(イオン注入、成膜、後工程など)についてもざっくり知れたので良かった。
CMOSプロセスフローの章はちょっと難しかった。半導体デバイスそのものについて勉強してから改めて読んでみたい。
発行は2020年。2026年現在、多少古いなと思う部分もあって、半導体業界の流れの速さを感じる(でも今回は基礎の部分を知りたいと思って読んだので充分でした)。
文章がくだけてて若干苦手だった。わかりやすさに寄与しているのかよくわからない比喩とか、主観による文がそこそこあるのとか。

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ゴールデンタイム2 答えはYES

ゴールデンタイム2 答えはYES

竹宮ゆゆこ/駒都えーじ 電子書籍 2014年2月19日 hontoで見る honto

主人公(万里)視点の一人称小説なので、万里の心境や
感情がより細やかにわかるので、アニメで持った万里の
軽いイメージはなくなった。
アニメでは描かれてない香子と過ごした時間も多いので、
どんな風にお互いが理解を深めていったか、香子が惹か
れていったかが、よりよく伝わってくる。
万里が香子の親友を止めると伝えることになった理由は、
この原作を読むとよく理解できる。
光央のことで学んだとはいえ、物事は自分のシナリオ
通りに進むと香子がまだ思っていたというのには、正直
驚いたけどね。
リンダを問い詰めるような言い方は、八つ当たりだね。

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この本を盗む者は (角川文庫)

この本を盗む者は (角川文庫)

深緑野分 2023年6月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

 社会人になって10年位は、天井の高い家に住んで、壁中を本棚にして本に囲まれて暮らすことを夢見ていた。
 でも、まもなくして気が付いた。地震が起きた時どうする? 壁中の本は地震と共に頭上から降り注ぐ凶器になる。そして大量の本に囲まれて暮らすことが「どうにも重い」と感じるようになった。現実の生活で手一杯なのに、それ以上にそんなものまで背負いたくない。重すぎる、と。
 子供の頃は現実の刺激が少なかったから、本がくれる刺激に目がくらんだ。本の数だけ違う世界に旅をすることができることに熱中した。けれど、現実に社会に出てみると、毎日の現実をこなすことで精いっぱいで、刺激を求める意欲もわいてこなくなる。いつか本が物理的だけじゃなく、精神的にも重いものになっていった。
 「この本を盗む者は」(深緑野分著、KADOKAWA)は、「ネバーエンディング・ストーリー」を彷彿とするような本の世界に引き込まれる「ブック・カース(本の呪い)」を描いた作品だ。若い人には刺激的で面白いと思うけれど、全体の大半を占める「本の世界に引き込まれる」描写はどこか「コップの中の嵐」のようで、狭い世界で小手先を弄しているような感じを受けた。本当にラストですべての謎が明らかにされるのだけれど、もう少し二転三転して欲しかった。すべての原因は本の妄執のような「たまきばあちゃん」に帰するというのもどうかと思う。人一人の悪意はどれだけ彼女が傑物だとしても、どうしてもスケール感が小さくなってしまうから。彼女が孫である主人公に本を「読め読め」と目の前に積む様子に、主人公が本を嫌いになったのが良く分かる。私も同じことをされていたらこんなに本を読むようにはなっていなかったのではないか。彼女にとって本は知の牢獄になってしまったのだ。
 本作は2,3年前に帰省の新幹線で読もうと思って購入していた。今回読んで、自分の興味の関心が「本の中の嵐」ではなく、「現実世界」に移行していることがよく分かった。積読はそんな自分に気付かせる、過去からの贈り物なんだな。

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珈琲怪談

珈琲怪談

恩田陸 2025年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

京都、横浜、神戸、大阪

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人事の日本史 (朝日新書828)

人事の日本史 (朝日新書828)

遠山美都男 2021年8月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

人事の視点から見た日本史。

切り口は面白かったが内容は散文的だった。

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町長選挙 (文春文庫)

町長選挙 (文春文庫)

奥田英朗 2009年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

アンポンマンはホリエモンがモデルなのかな。昔そんなことがあったんだーと思った。
町長選挙では一票の重みがテーマとなっている。現実世界でも一票の重みのために不正が当たり前の地域とかあったりするのかな、考えさせられるお話だった。

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未来 (双葉文庫)

未来 (双葉文庫)

湊かなえ 2021年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

子供たちの貧困問題や虐待問題がこれでもかと続くので、楽しい読書ではない。
しかし、文章がきれいで流れるようで読みやすい。
ある日、突然20年後の私からの手紙が届く。
未来に何があるのか?
また、3つのエピソードがどのようにつながるのか?
最終章で希望に満ちた結末になって欲しいと思いながらの読書でした。

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